お知らせ
「てんかん研究・診療の進歩」に寄稿しました 2025.08.04
2023年に東京で開催した「第56回日本てんかん学会学術集会(中川栄二会長)」で発表された研究成果や臨床報告と、国立武蔵療養所当時から続く、NCNP(国立精神・神経医療研究センター)におけるてんかん診療の歴史を掲載した、「てんかん研究・診療の進歩―Leave no epilepsy patient behind」が、発行されました。
本書の中で
第1部 てんかん研究・診療の最前線
[政策]
3「IGAP:その取り組みと求められる成果」
として、当協会の梅本里美会長が、寄稿をいたしました。
日本における、てんかん運動の概略と、最近話題となったIGAP(領域横断的な、てんかんと神経疾患合同の世界的行動指針)」に至るまでの、厚生労働省などと世界(WHO)に働きかけを行ってきた経過とその背景、てんかんのある人からの発信を中心に、これから取り組む活動などをまとめています。
是非お読みいただき、ご意見を協会にもお寄せください。
本書は、協会ではお取扱いできませんので、最寄りの書店かネットショップなどから、お求めください。
※Leave no epilepsy patient behind =誰も取り残さないてんかん診療
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「てんかん研究・診療の進歩―Leave no epilepsy patient behind」
中川栄二、岩崎真樹、谷口豪 編著
総勢76人の執筆者
424頁(表紙除く)B5判
2025年8月4日初版第1刷発行
ISBN978-4-7878-2688-6
診断と治療社
11,000円(税込)